2012年4月22日日曜日

桜が満開だったころ、おっちゃんにやっと、会えた。

おっちゃん「もう一生あえないかと思った。会えてよかった。もう俺あかんねん。。。」って。
なんかわたし涙ぐんじゃった。

おっちゃん「どうやってわかったの?」
わたし「うどん屋さんが教えてくれました」
ほんとは色々な人に聞いたし、いざ、広い病院で病室わからんし、夜で誰もいないし、おっちゃんの名前なんとなくしかわからんし。で、やっと辿り着いたけど言えなくって、わたし「おっちゃんテレビ買わはったとき、サインしてはったん、見ててよかった」っていいました。

そしたら、おっちゃん改めて自己紹介してくれはった。
わたしも、名前と住所と携帯番号書きました。

おっちゃん「ワンセグどうやってみるのー?」って。わたしができそうなこと話してくれはったんやけど、わたし機械苦手やしわからなかった。今度auショップできこう。

おっちゃん「急にお店たたんだから、びっくりしたやろ?」って。1か月前急に何があったのか〜今に至る話をしてくれはった。

で、おっちゃん「君は行動力すごいね」
そんなことないから、未だに絵もなにもすすんでないのに。

おっちゃん「店たたんで、ほっとした。大変やってんでー。元気になったら、色んなとこ行きたいわ、仕事してたら行けへんかったしなぁー。元気になったら。」


わたし「桜さいてますよ、今年は長持ちするかな?」

おっちゃん
「長生きするよ。」って。

桜の季節が終わりにちかづいて
病室にいくと、おっちゃんよく寝てはったから、お土産のイチゴとお手紙を置いてかえりました。


夜、おっちゃんから初めて電話がありました。「今日きてくれたんやね。イチゴありがとう。」って。
わたし「具合はいかがですか?」
おっちゃん「あかんわ。こんな病気やからね。でも、少しでも気にとめてくれてる人がいるなんて、うれしいわ」って。
わたし「いいこといっぱい教えてもらったから」

昔、おっちゃんが、『桜は、一年間がんばったねーって、神様からのご褒美やと思う』や『イチゴはしあわせな気持ちになるね』って前に言ってはったの思い出した。

吉野の桜は今が満開みたい。
おっちゃんが少しでもしあわせな気持ちで生きれますよーに。

2012年4月8日日曜日

無題

「暫くの間、休みます。」


一ヶ月前、おっちゃんのお店に貼られたメモ。

もう会えないのかな、とか、おっちゃんやおっちゃんの家族に何かあったのかな、とか、優しいおっちゃんを思い出すと涙でたり、さみしくなりました。

4.5日まえにやっと少し事情がわかって、来週には会えるかな。です。

お孫さんがすきなイチゴをもっていこう。