木炭 紙
25×17.5
きのうゴッホ『ジョゼフルーラン』の絵は 優しすぎて感動しました
サンタさんみたいですした
わたし「寒いですー」
おっちゃん「はい。チョコレート、あったまるよ」
と お花のマークのチョコレート1粒くれはった
わたし「これおいしいのですね♪」
おっちゃん「今日は仕事おそかったんやね」
わたし「そうですねー」
おっちゃん「お腹空いてるんちゃう?」
わたし「ちょっと。でも大丈夫ですよ」
おっちゃんは
コーヒー作ってくれはって
他のお客さんとお話してしばらくして
おっちゃん「お腹空いてるって言ってたから」と、山芋と卵焼いて、くれはった
わたし絵描いて
帰る間際
おっちゃん「ほんまにおいしかった?」
わたし「はい おいしかったです」と言ったら
おっちゃん「家でつくりー」と山芋わけてくれはった。
おっちゃん 「この絵ちょうだい」
わたしすごくうれしかった
おっちゃんが私の絵にそう言ってくれはったのは1年半くらい前に1回きり
今お店に貼ってくれてはります
それ以来です
おっちゃん「今貼ってる絵もお客さんみんな興味深く声かけてくれはるねんで」
と
家で炭が定着するスプレーをしてから持ってきます と約束しました
最近何を描きたいんかなとか 考えてたりしてたけど
今日は
【絵を描くように、ああかなこうかな〜と夢を描きながら現実にしていく。 急にに現実にはならない。】というお話を聞いて
今日はなんだか目に見えるままに描きたいなって 描いてたらすごく夢中になった
そんな日の絵でした
おっちゃんのお孫さん(かわいい小学生の男の子)がお店にいてはった
わたしが絵を描きだすと 興味深々だったので 紙と木炭を渡したら
男の子「こつはあるんですか?」
わたし「ないよ」
と言ったら
男の子は担任の先生の家族をたのしそうに描いてから、おばあちゃんと帰りはった
別のお客さんにアイスカフェオレを作ったあと
わたしに 「ひさしぶりやろ?」とにこにこと
マーライオンのチョコレートをくれはった
マーライオンのチョコレートは初めてやけど
わたしはチョコレートを冬は毎日のように食べるのに、夏はあんまりたべへんから
たしかにチョコレートは、おにいちゃんと食べたブルーベリーチョコレート以来。 ひさしぶり。
あんまん半分こした
鯛のお造りとワインいただいた
日曜日だけ来はるお客さんがまだ来てはらへん心配もした
お客さんの家族の心配もした
でも 何より 今日絵を描けること自体をなんでかうれしく感じた
帰るときにわたし「ご馳走様でしたーありがとうございました」といったら
おっちゃん「何にもしてないやん」と言ってくれはった
おっちゃん「ちょっと久しぶりやねー」
私「そうですねぇ。ちょっと桜みに行ったりしてました」
おっちゃん「それはいいことやねー!
ほんの今しかみれないもんねー
桜は 神さまからのご褒美って思ってんねん。
1年がんばったねーって」
おっちゃん「みてセロハンテープ。貼ったらほとんど見えなくなるねん!100均で買ってん」
わたし「ほんまや!すごいですね!」
時間がたって
遠くでおっちゃん
「あ〜…」
どうしたのかと思ったら
セロハンテープ使ってる途中で使い始めがどこかわからなくなってしまった… 貼ったら見えないから…。